「嘘つきは、遺産を前に、踊るよ踊る」終演しました
2023.09.16
第6回公演が終わりました。
8/5の顔合わせから始まった約1ヶ月間。
あっという間でした。
何事もなく無事に千秋楽までできたのは、役者とスタッフさんとお客様のおかげです。
ありがとうございました。
スタッフさんがどの方も素敵すぎて。
まず舞台セットが最高でした。
実はスケルトン舞台は初めてで。だから最初はこんな感じかなとイメージしていたものより、実際できてから役者の顔がよく見えることに、ブワっと鳥肌が立ってしまいました。写真の中に役がいるような感覚に心から感動でした。
そのセットに明かりと曲が入って、物語と役の心をふくらませてくれて、やっぱり舞台っていいなと改めて思いました。
舞台は受け付けから始まると思っているのですが、座席作りからはじめ、制作の方のお客様に対する丁寧な対応も舞台裏で聞いて心強かったです。
チラシも素敵でした。
飛び込みのお客様が多くいらしたのですが、数ある舞台の中から選んでくれたのは、チラシがとても印象的だったからだと思います。
今回出演してくれた役者の方々も、前回同様、皆さん魅力的な人たちで、自分にはもったいないくらいに素敵です。
たぶんちょっとおかしくて共感されないと思いますが、たくさんの人に見てもらいたいという気持ちと、この舞台、自分だけにしか見れないようにしたいなと考えたりしてました。
どのスタッフさんからも、チームワーク良いねと言われていたのは、役者の方たちがお互いをリスペクトしてコミュニケーションを取っていたからだと思います。
もし良ければ役者のXを覗いて見てください。
どの役者も稽古に対しての捉え方に個性が出ていて面白いと思います。
前回はコロナの影響も強かったので、アンケートも面会もできませんでした。
今回たくさんのアンケートと、SNSから多くのお客様の声を聞かせて頂きました。
どの言葉もあたたかく、私にとっては背中を押してくれる優しい言葉でした。
いつもお客様から力をもらっています。
そして今回、どうしてもお伝えしたかったことがありました。それはカーテンコールの時に、次回公演をお伝えすることです。
お客様からの拍手と、かけてくださる言葉が次回公演に向かうエネルギーになっています。
カーテンコールは緊張します。実は何回も練習しているのですが、どうしても緊張がとれません。
それでも聞いてくれるお客様が頷いてくれるのを見ると、グッと胸にこみ上げてくるものがあります。
ありがとうございます。
舞台はお客様と一緒に作り上げていくものだと教えてもらっています。
アンケートから、SNSから、劇場で直接声をかけてくださる言葉から、勇気とエネルギーをもらえます。
その全てを、どう返していいのかわかりませんが、舞台を続けていくことで、一つ一つお返ししていけたらと思います。
第6回公演を観に来てくださいましたお客様、ありがとうございました。